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mineo(Aプラン)のSIMでWX03(NAD33)とW03(HWD34)の速度を比較

先日、WX03でmineo(Aプラン)のSIMが使えるかどうかを検証した結果、問題なく使用できることが確認できましたので、今回はW03とWX03の速度を比較してみようと思います。
WX03でmineo(Aプラン)のSIMが使えるかどうかの検証記事は以下を参照してください。
https://fantastic-works.com/archives/2243

WX03とW03の端末スペック

WX03 W03
カラー ホワイトゴールド / ディープブルー オレンジ / ホワイト
サイズ / 重量 W99×H62×D13.2mm / 110g W120×H62×D11.4mm / 127g
バッテリー容量 2890mAh 3000mAh
対応OS Windows Vista~10
Mac OSX v10.5~v10.12
Windows Vista~10
Mac OSX v10.5~v10.11
充電時間 約160分 約130分
連続通信時間 最大16時間30分 最大12時間10分
連続待受時間 約1100時間 約1040時間
ディスプレイ 約2.4インチ カラータッチパネル
(解像度:320×240)
約2.4インチ カラータッチパネル
(解像度:320×240)
対応ネットワーク WiMAX2+ WiMAX2+
au 4G LTE
最大通信速度 ・WiMAX 2+ CA対応 4×4MIMO
Down 440Mbps/Up 10Mbps

・WiMAX 2+ CA対応
Down 220Mbps/Up 10Mbps

・WiMAX 2+
Down 110Mbps/Up 10Mbps

・WiMAX 2+ & 4G LTE CA対応
Down 370Mbps/Up 25Mbps

・WiMAX 2+ CA対応
Down 220Mbps/Up 10Mbps

・WiMAX 2+
Down 110Mbps/Up 10Mbps

・au 4G LTE CA対応
Down 225Mbps/Up 25Mbps

・au 4G LTE
Down 150Mbps/Up 25Mbps

Wi-Fi規格 IEEE802.11 a/b/g/n/ac IEEE802.11 a/b/g/n/ac
同時接続台数(最大) Wi-Fi:10台
Bluetooth:3台
Wi-Fi:10台

バッテリー容量はW03の方が上ですが、連続通信時間や連続待受時間はWX03の方が長いです。
これはWX03がWi-Fiよりも消費電力の少ないBluetooth接続に対応しているためだと思われます。

通信速度のベストエフォートは4×4MIMO技術を取り入れたWX03の方が圧倒的に速いです。
au 4G LTEは使用できないけど4×4MIMO対応のWX03とWiMAX2+&au 4G LTEのCA対応のW03の速度は一体どちらが速いのでしょうか。

計測結果

両端末共に5GHz・ハイパフォーマンスモードで計測しました。
画像の下からHUAWEI P9(mineo(Dプラン))×2、WX03(mineo(Aプラン))×2、W03(mineo(Aプラン))×2の測定結果です。
(mineoのAプランとDプランでの速度比較もついでにやろうと思ってHUAWEI P9を使って測定しました。)

比較しやすいように表にしてみますね。

速度比較表
P9(Dプラン) WX03(Aプラン) W03(Aプラン)
1回目 PING 50ms 45ms 55ms
DOWN 34.63Mbps 52.12Mbps 87.29Mbps
UP 19.91Mbps 21.59Mbps 12.04Mbps
2回目 PING 44ms 48ms 45ms
DOWN 32.57Mbps 51.91Mbps 99.43Mbps
UP 22.29Mbps 16.03Mbps 10.70Mbps

んー、WX03が思ってたより速度が出ていない感じですね。
測定地は一応440Mbps対応されている区域なのですが、やはり屋内での測定というのが影響しているのでしょうか。
ちなみに電波状況は特に問題ありませんでした。

それに比べてW03の測定結果はバカみたいに高速です。
Huawei HiLinkでWiMAX2+とLTEのどちらに接続されているかを確認したところWiMAX2+となっていました。

まとめ

HiLinkの表示からすると、WX03とW03は両方ともWiMAX2+で通信を行ったことになるため、結果的にはW03の方が速度が出たということになります。
ただ、もしかしたら測定地がWiMAX2+&au 4G LTEのCAに対応していてW03は370Mbpsの通信を行っていたという可能性もあります。
(WiMAX2+とau 4G LTEのCA時、HiLinkでどのように表示されるのかを知らない)
屋内据え置きでの通信ならリフレクターつければもっと速くなるかもしれないです。

mineoならWiMAX2+端末でau 4G LTE通信を行っても追加料金が発生しないため、安く運用することができます。
W03ならAmazonで結構安く入手できるため、mineoと組み合わせて激安モバイルWi-Fiルーターとして活用できます。
モバイルWi-Fiルーターを探している方や格安SIMを検討している方はmineoとW03の組み合わせを検討してみてください。
私はそれで運用してますが、正直言ってかなり快適なモバイルライフを送れています。

mineo公式サイトはこちら>>mineo