各キャリアがサブブランドを駆使して格安プランをいろいろ出してますが、どれもかゆいところに手が届かない感じがしてしっくり来てないんですよね。
そこで、個人的にこの運用が最安最強なのでは?と思っているモバイル通信の契約内容をご紹介します。
通話はほとんどしないという人でもこの方法を使えば通話SIMにそこそこのデータ量をつけて契約するよりも安く音声通話ができて且つデータ使い放題になる夢のような運用が可能となります。
必要環境
前提条件として、au回線が使用でき且つデュアルSIMに対応している端末が必要となります。
デュアルSIMは「物理SIM×2」「物理SIM+eSIM」「eSIM×2」のどのパターンでも大丈夫です。
契約内容
※2022年11月28日(月)にシングルタイプ(データ通信のみ)基本データ容量3GB以下のコースでのパケット放題 Plusの新規申し込みが終了してしまうため、当記事と同等の環境で運用する場合はpovo2.0とマイそくの併用が最安値になります。
通話用SIM
通話用のSIMとしてpovo2.0を使用します。
povo2.0は基本使用料が0円で通話と128kbpsの低速通信ができるau回線のSIMです。
通話かけ放題が必要な人は24時間通話し放題のトッピングを購入してください。
データ用SIM
データ用のSIMとしてmineo(Aプラン)の1GBコースを使用します。
mineoはdocomo回線、au回線、ソフトバンク回線のすべてを提供していますが、すべての回線を使用してみたところ、ピーク時にストレスがほとんどなく使用できたのがau回線のAプランでした。
データ使い放題にするため、オプションで「パケット放題 Plus」を契約します。
パケット放題 Plusは通信速度を最大1.5Mbpsに制限する代わりにデータ使用量が無制限になるオプションです。
キャリアの高速通信に慣れてしまっている場合は1.5MBpsというのは遅く感じるかもしれませんが、メールやマップ、Twitter等は問題なく使用できます。
動画視聴についても高画質にしなければ思ったよりも普通に視聴できます。
月額料金
povo2.0の通話かけ放題の有無とmineo(Aプラン)+パケット放題 Plusを組み合わせた時の料金表が以下となります。(税込価格)
povo2.0 | mineo | 合計金額 | |
---|---|---|---|
通話かけ放題なし | 0円 | 1265円 (880円+365円) |
1265円 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 | 1815円 | |
通話かけ放題 | 1650円 | 2915円 |
※上記以外に契約手数料やユニバーサルサービス料等が発生します
注意点
無制限の通話かけ放題を主軸に考えた場合、povo2.0ではなくmineoの音声通話SIMに通話かけ放題とパケット放題 Plusを付けたほうが少しだけ安くなります。
通話かけ放題なし | 5分以内かけ放題 | 10分以内かけ放題 | 通話かけ放題 | |
---|---|---|---|---|
povo2.0 + mineo |
1265円 | 1815円 | – | 2915円 |
mineo | 1683円 | – | 2233円 | 2893円 |
まぁ20円程度の違いなので誤差の範囲内かなと個人的には思ってます。
最後に
ちょっとだけ速度を我慢するだけで通話かけ放題とデータ使い放題が3000円で実現できるって最高じゃないですか?
一昔前はベストエフォート1.5Mbpsは高速通信の部類だったわけですし、大容量のデータのやり取りをしなければ特に不自由なく使用できます。
いろいろな格安SIMの料金や速度を見てきましたけど、個人的にこの組み合わせが自分の理想の運用に一番近いです。