今更な感じはしますけど、実はSIMフリー端末というSpeed Wi-Fi NEXT W03 HWD34の日本国内での対応バンドをまとめておこうと思います。
どの回線のSIMで運用するのが一番なの?っていう疑問の方に結論だけ先に言うとau回線のSIMが最適です。au 4G LTEとWiMAX2+が使えるので。
目次
Speed Wi-Fi NEXT W03 HWD34の対応バンド
Speed Wi-Fi NEXT W03 HWD34の技適情報(LTE)を検索した結果が以下となります。
これだとわかりにくいので、バンドごとに整理してみました。
バンド | 電波の型式、周波数及び空中線電力 | キャリア | |
---|---|---|---|
Band 1 | 5M00 | 1922.5MHz~1927.1MHz(100kHz間隔,47波)10dBm | au |
1927.2MHz~1977.5MHz(100kHz間隔,504波)23dBm | docomo Softbank Y!mobile |
||
10M0 | 1925MHz~1934.6MHz(100kHz間隔,97波)10dBm | au | |
1934.7MHz~1975MHz(100kHz間隔,404波)23dBm | docomo Softbank Y!mobile |
||
15M0 | 1927.5MHz~1942.1MHz(100kHz間隔,147波)10dBm | au | |
1932.5MHz(同時送信可能な周波数は1927.19MHzから1937.81MHzまでのうち連続した最大5.4MHz幅)23dBm | au | ||
1942.2MHz~1972.5MHz(100kHz間隔,304波)23dBm | docomo Softbank Y!mobile |
||
20M0 | 1930MHz~1949.6MHz(100kHz間隔,197波)10dBm | au | |
1930MHz(同時送信可能な周波数は1925.32MHzから1934.68MHzまでのうち連続した最大4.32MHz幅)23dBm | au | ||
1949.7MHz~1970MHz(100kHz間隔,204波)23dBm | docomo Softbank Y!mobile |
||
Band 3 | 5M00 | 1747.4MHz~1782.4MHz(100kHz間隔,351波)23dBm | docomo Y!mobile |
10M0 | 1749.9MHz~1779.9MHz(100kHz間隔,301波)23dBm | docomo Y!mobile |
|
15M0 | 1752.4MHz~1777.4MHz(100kHz間隔,251波)23dBm | docomo Y!mobile |
|
20M0 | 1754.9MHz~1774.9MHz(100kHz間隔,201波)23dBm | docomo Y!mobile |
|
Band 18 Band 26 |
5M00 | 817.5MHz~827.5MHz(100kHz間隔,101波)23dBm | au |
10M0 | 820MHz~825MHz(100kHz間隔,51波)23dBm | au | |
15M0 | 822.5MHz(1波)23dBm | au |
周波数とバンドをマッピングしてみると、Band 1/3/18/26で技適を取得しています。
(Band 41はTD-LTEのため上記の表には記載されていません)
一応docomo、Softbank、Y!mobileのバンドにも少し対応していますが、日本国内ではやはりau回線で使うのが一番だと思います。
Speed Wi-Fi NEXT W03 HWD34の入手方法
W03はすでに後継機が出ているため、UQ WiMAXでの新規申し込みで選択することはできません。
入手するにはヤフオクやAmazon等で白ロムとして購入することになります。
W03の白ロムは中古で5000~8000円、未使用品で8000~10000円くらいです。
W03は2016年の6月に発売され、数ヵ月で中古品の価格がおよそ7000円前後まで下がりました。
価格が早い段階で下がったのはおそらく2017年2月に後継機であるW04が発売されることになっていたからだと思います。
そのためW03の中古品はとてもコストパフォーマンスが高く、初期費用を抑えてモバイルWi-Fiルーター運用が開始できます。
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Speed Wi-Fi NEXT W03 HWD34を運用するのにおすすめの格安SIM
au回線を使用した格安SIMはUQ mobileの他にmineoとIIJmioがあります。
私が実際に使用してみた感じだと通信回線の品質はUQ mobile>mineo≧IIJmioとなっています。
参考:mineo(Aプラン)とUQ mobileの速度を比較してみた
参考:IIJmio(タイプA)とmineo(Aプラン)の速度をSpeed Wi-Fi NEXT W03 HWD34を使って比較してみた
ただ、どの格安SIMを使用しても極端に遅いと感じることはないので、一ヵ月に使用するデータ容量で選ぶのがいいと思います。
各社の料金プランは以下のようになっています。
データ容量 | 月額(データのみ) | |
---|---|---|
IIJmio | 3GB | 900円 |
6GB | 1520円 | |
10GB | 2560円 | |
mineo | 500MB | 700円 |
1GB | 800円 | |
3GB | 900円 | |
6GB | 1580円 | |
10GB | 2520円 | |
UQ mobile | 3GB | 980円 |
無制限(500kbps制限) | 1980円 |
IIJmioで提供されるau回線のSIMはVoLTE SIMですが、W03はSIMフリー端末のため使用することができます。
※HWD15やW01、W02などはSIMロックがかかっているためIIJmioのau回線では利用できないので注意してください。
3GBのプランを選ぶなら通信品質の良いUQ mobile、5GB以上10GB未満のプランを選ぶならmineoより安いIIJmio、10GBのプランを選ぶならIIJmioより安いmineoといったところでしょうか。
UQ mobileを検討している人はこちら>>UQ mobile
IIJmioを検討している人はこちら>>IIJmio
mineoを検討している人はこちら>>mineo
最後に
W03はau 4G LTEとWiMAX2+のCAに対応し、下りベストエフォート370Mbpsという超高速Wi-Fiルーターです。
au 4G LTEはWiMAX2+と比べて室内での感度が良く、環境によっては4x4MIMO CAの440Mbpsよりも高速通信が可能です。
参考:mineo(Aプラン)のSIMでWX03(NAD33)とW03(HWD34)の速度を比較
格安SIMだとUQの契約と比べると当然速度は劣りますが、必要充分な速度は出ます。
UQだと月々4000円前後の使用料ですが、格安SIMならデータ容量に合わせて700~2500円から選ぶことができます。
格安SIMで10GBのプランを選んだとしても年間30000円で運用することができ、UQ契約よりも20000円程度安くなります。
通信速度にそこまでこだわりがないのでしたら、W03と格安SIMの組み合わせは本当におすすめです。
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