UQ mobile向けにカスタマイズされたHUAWEI P9 lite PREMIUMですが、docomo回線のSIMカードでも使用できるらしいです。
UQ mobileやHUAWEIの公式サイトには対応バンドの記載がないため、総務省のページで技適の情報を検索して対応バンドを調べてみました。
目次
HUAWEI P9 lite PREMIUMの対応バンド
HUAWEI P9 lite PREMIUMの技適情報(LTE)を検索した結果が以下となります。
これだとわかりにくいので、バンドごとに整理してみました。
バンド | 電波の型式、周波数及び空中線電力 | キャリア | |
---|---|---|---|
Band 1 | 5M00 | 1922.5~1927.1MHz(100kHz間隔47波) 0.01W | au |
1927.2~1977.5MHz(100kHz間隔504波) 0.2W | docomo Softbank Y!mobile |
||
10M0 | 1925.0~1934.6MHz(100kHz間隔97波) 0.01W | au | |
1934.7~1975.0MHz(100kHz間隔404波) 0.2W | docomo Softbank Y!mobile |
||
15M0 | 1927.5~1942.1MHz(100kHz間隔147波) 0.01W | au | |
1932.5MHz(同時送信可能な周波数は1927.19から1937.81MHzまでのうち連続した最大5.4MHz幅) | au | ||
1942.2~1972.5MHz(100kHz間隔304波) 0.2W | docomo Softbank Y!mobile |
||
20M0 | 1930.0~1949.6MHz(100kHz間隔197波) 0.01W | au | |
1930.0MHz(同時送信可能な周波数は1925.32から1934.68MHzまでのうち連続した最大4.32MHz幅) | au | ||
1949.7~1970.0MHz(100kHz間隔204波) 0.2W | docomo Softbank Y!mobile |
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Band 3 | 5M00 | 1747.4~1782.4MHz(100kHz間隔351波) | docomo Y!mobile |
10M0 | 1749.9~1779.9MHz(100kHz間隔301波) | docomo Y!mobile |
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15M0 | 1752.4~1777.4MHz(100kHz間隔251波) | docomo Y!mobile |
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20M0 | 1754.9~1774.9MHz(100kHz間隔201波) | docomo Y!mobile |
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Band 8 | 5M00 | 902.5~912.5MHz(100kHz間隔101波) | Softbank |
10M0 | 905.0~910.0MHz(100kHz間隔51波) | Softbank | |
Band 19 Band 26 |
5M00 | 817.5~842.5MHz(100kHz間隔251波) | au docomo |
10M0 | 820.0~840.0MHz(100kHz間隔201波) | au docomo |
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15M0 | 822.5~837.5MHz(100kHz間隔151波) | au docomo |
周波数とバンドをマッピングしてみると、Band 1/3/8/19/26で技適を取得しています。
(Band 41はTD-LTEのため上記の表には記載されていません)
auとdocomoの主要バンドで技適を取得しているので、UQ mobile以外の格安SIMでも問題なく運用できそうですね。
HUAWEI P9 lite PREMIUMの入手方法
HUAWEI P9 lite PREMIUMはUQ mobile専売のため、端末を入手するにはUQ mobileを契約するか中古端末を探すかのどちらかしかありません。
中古端末はどれだけ出回るかわからないので、入手したい人はUQ mobileで端末代金一括払いでデータSIM契約をするのが確実だと思います。
データSIMなら解約違約金が発生しないため、最低限のコストで入手が可能です。
UQ mobile公式で購入する>>UQ mobile
HUAWEI P9 lite PREMIUMを運用するのにおすすめの格安SIM
au回線を使用した格安SIMはUQ mobileの他にmineoとIIJmioがあります。
私が実際に使用してみた感じだと通信回線の品質はUQ mobile>mineo≧IIJmioとなっています。
参考:mineo(Aプラン)とUQ mobileの速度を比較してみた
参考:IIJmio(タイプA)とmineo(Aプラン)の速度をSpeed Wi-Fi NEXT W03 HWD34を使って比較してみた
ただ、どの格安SIMを使用しても極端に遅いと感じることはないので、一ヵ月に使用するデータ容量で選ぶのがいいと思います。
各社の料金プランは以下のようになっています。
データ容量 | 月額(データのみ) | 月額(データ+音声) | |
---|---|---|---|
IIJmio | 3GB | 900円 | 1600円 |
6GB | 1520円 | 2220円 | |
10GB | 2560円 | 3260円 | |
mineo | 500MB | 700円 | 1310円 |
1GB | 800円 | 1410円 | |
3GB | 900円 | 1510円 | |
5GB | 1580円 | 2190円 | |
10GB | 2520円 | 3130円 | |
UQ mobile | 3GB | 980円 | 1680円 |
無制限(500kbps制限) | 1980円 | 2680円 |
3GBのプランを選ぶなら通信品質の良いUQ mobile、5GB以上10GB未満のプランを選ぶならmineoより安いIIJmio、10GBのプランを選ぶならIIJmioより安いmineoといったところでしょうか。
単純に料金プランで選ぶのではなく、運用方法によっても選び方が変わってきます。
複数の端末にSIMを挿してデータシェアしたいならIIJmio、データシェアは必要ないけど家族で安く使用したいなら家族割のあるmineoがいいです。
ここでは音声通話のかけ放題について考慮していませんが、かけ放題を考慮するとmineoが一番いいです。
詳しくは下記の記事を参照してください。
参考:mineo vs UQ mobile vs IIJmio、au回線の格安SIMで音声通話契約するならどれがいい?
UQ mobileを検討している人はこちら>>UQ mobile
IIJmioを検討している人はこちら>>IIJmio
mineoを検討している人はこちら>>mineo
最後に
HUAWEI P9 lite PREMIUMはau回線の格安SIMを使用してau関連のアプリの入っていないスマートフォンを使用したいという人以外は特に選ぶ必要のない端末だなぁというのが個人的な感想です。
docomoの主要バンドが使えますが、docomo回線の格安SIMだとWiMAX2+の電波が使用できません。
docomo回線の格安SIMで運用を考えている人は無印のHUAWEI P9 liteを購入した方が賢明だと思います。
AmazonでHUAWEI P9 liteを検索>>Amazon