2016年8月17日に秋葉原のグレースバリで行われた「GALLERIA新製品発表会」に参加してきました。
今回発表されたのは「GALLERIA Gamemaster」というシリーズで、最新のパーツを搭載し且つサポートにも力を入れているとのこと。
Gamemaster…名前からして凄そうです(;・`д・́)…ゴクリ
これまでとは大きく異なるGALLERIA
GALLERIA Gamemasterはユーザの声を聞き、ユーザが快適にゲームを楽しめる環境を提供しようと考えられた製品とのことです。
この笑みからも感じ取れると思いますが、今回のGALLERIAは本当に凄いです。
ハードウェアのスペックを単純に最新化しただけでなく、PCゲームをプレイするユーザのことを最大限考えられています。
株式会社サードウェーブデジノス ゲーミング事業部部長の野口基督氏はGALLERIAシリーズを開発するにあたり、以下の点を重要視しているらしいです。
- ハードに詳しくないユーザが余計なことを考えずにゲームをプレイできる
- 最新ゲームのプレイ環境として安心して薦められる
ゲームをするならゲーム推奨モデルという考えが一般的であるが、通常のゲーム推奨モデルは1パソコンに対して1ゲームという形になっています。
ゲーム推奨モデルというのはベンダーとメーカーが提携することで誕生します。
そのため、従来のゲーム推奨モデルというのは多くのゲームに対応出来ているかが不明確となっています。
そこで誕生したのがGALLERIA Gamemasterです。
GALLERIA Gamemasterは40種以上のゲームで動作確認が済んでいます。
現在確認できているゲームについては公式サイトを確認してください。
サポートゲームの一覧に存在しないゲームについては公式サイトから動作確認の依頼をいただければ確認を行い、サポートゲーム一覧に反映するとのこと。
確かに動作確認ができているものなら購入に対するハードルが一気に低くなります。
それが初期状態で40種も動作確認ができているというのですから驚きです。
今回発表されたGALLERIA Gamemasterはハードウェアの最新化だけでなく、サポート面やユーザとのコミュニケーション面にも力を入れています。
サポート内容やユーザとのコミュニケーション方法について、株式会社サードウェーブデジノス コミュニケーション開発部部長の大浦豊弘氏から説明がありました。
GALLERIA Gamemasterのサポートとしてガレリアメンバーズという登録制サービスが採用されています。
ガレリアメンバーズは誰でも登録ができるサービスで、登録することでGALLERIA Gamemasterの最新情報やGALLERIA Gamemasterの開発者とのコミュニケーションが取れるイベントへの参加資格を得ることができます。
実際に製品を購入し登録することで、無料のガレリアメンバーからガレリアオーナーメンバーにグレードアップすることができます。
ガレリアオーナーメンバーになることで、Gamemaster専用の問い合わせ窓口を使用し、午前1時までサポートをしてくれます。
通常のサポート業務は遅くても午後9時くらいで閉めてしまうところがほとんどです。
しかし、GALLERIA Gamemasterでは午前1時という深夜帯のサポートも行ってくれるのです。
これは日中帯よりも深夜帯の方がゲームをプレイする人が多いと考え、できる限りユーザの満足のいくサポートを行おうと考えた結果だそうです。
確かに社会人になるとゲームをプレイするのは夜中がメインになります。
仕事で疲れた体をゲームでリフレッシュしようとして、思いがけないトラブルが発生した場合にサポート窓口が開いているのは心強いです。
ゲームトラブルというのはハードウェアの問題から通信環境の問題まで様々です。
そういった環境面に詳しくないユーザにとってはとてもありがたいサービスだと思います。
発表されたGALLERIA Gamemasterのスペック
発表されたモデルはタワーモデル2種、ミニタワーモデル1種、スリムモデル3種、ノートモデル1種となっています。
GT | GX | |
---|---|---|
価格 | 159980円+税 | 214980円+税 |
OS | Windows10 Home | |
CPU | Intel Core i7-6700 | |
グラフィックス | GeForce GTX1060 6GB | GeForce GTX1080 8GB GDDR5X |
メインメモリー | 16GB PC4-17000(8GB×2 デュアルチャネル) | |
SSD | Intel SSD 480GB 540sシリーズ | |
HDD | 2TB SATA 6Gb/s接続(SATAⅢ) | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
マザーボード | Intel H170 チップセット搭載 ATX | |
電源 | 80PLUS TITANIUM 600W 静音電源 | 80PLUS TITANIUM 800W 静音電源 |
GA | |
---|---|
価格 | 119980円+税 |
OS | Windows10 Home |
CPU | Intel Core i5-6500 |
グラフィックス | GeForce GTX1060 6GB |
メインメモリー | 8GB PC4-17000(4GB×2 デュアルチャネル) |
SSD | 250GB |
HDD | 2TB SATA 6Gb/s接続(SATAⅢ) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
マザーボード | Intel H110 チップセット搭載 Micro-ATX |
電源 | 80PLUS BRONZE 500W 静音電源 |
GS | GL | GI | |
---|---|---|---|
価格 | 149980円+税 | 164980円+税 | 214980円+税 |
OS | Windows10 Home | ||
CPU | Intel Core i5-6500 | Intel Core i7-6700 | |
グラフィックス | GeForce GTX1060 6GB | GeForce GTX1080 8GB GDDR5X | |
メインメモリー | 16GB PC4-17000(8GB×2 デュアルチャネル) | ||
SSD | Intel SSD 480GB 540sシリーズ | ||
HDD | 3TB SATA 6Gb/s接続(SATAⅢ) | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ||
マザーボード | Intel H110 チップセット搭載 Mini-ITX | ||
電源 | SILVERSTONE SST-SX600-G(SFX 600W 静音電源 / 80PLUS GOLD) |
NT | |
---|---|
価格 | 119980円+税 |
OS | Windows10 Home |
CPU | Intel Core i7-6700HQ |
グラフィックス | GeForce GTX960M 2GB+Intel HD graphics 530 |
メインメモリー | 16GB PC4-17000(8GB×2 デュアルチャネル) |
SSD | 250GB(M.2スロット / AHCI接続) |
HDD | 1TB 5400rpm 2.5インチ SATA 6Gb/s接続(SATAⅢ) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
デスクトップモデルはGTX1060かGTX1080を搭載しており、今現在では最高峰のゲームPCとなっています。
ノートモデルもGTX960M搭載でゲームPCとして必要十分の構成となっています。
今回のGALLERIA Gamemasterで気になるのは、BTOでの提供がないという点ですね。
Gamemasterは販売されているパーツ構成でゲームの動作確認を行っているため、BTOでの提供が行えません。
もし従来のGALLERIAでGamemasterと同じ構成にした場合、Gamemasterの方がサポート面のコストが付与されているため少しだけ割高になります。
従来のGALLERIAとGamemasterのどちらを購入するかはユーザ自身のゲームスタイルと相談することになりそうですね。
サポートや開発者とのコミュニケーションなんて必要ないという人は既存のGALLERIAをBTOで購入した方がお財布に優しいです(笑)
しかし、安心してゲームをしたいと考えた場合Gamemasterのサポートは必要不可欠と言っても良いと思います。
Gamemaster発表時点ですでに40種以上のゲームをサポートし、そしてそれは今後も増えていきます。
また、トラブル等が発生した場合のサポートも深夜1時まで対応してくれます。
ユーザは余計なことを考えずにゲームを楽しめるこの安心感こそGamemasterの最大の魅力だと思います。
昨年には日本eスポーツ協会が設立されたりと、日本でもゲームがスポーツとして捉えられ始めており、GALLERIA Gamemasterはこれまでの日本では考えられないほどのゲームに対するサポートとコミュニケーションを実現します。
この流れがこれからの日本のPCゲーム界を変えていくかもしれませんね。
日本の現PCゲーマーの皆さんも、GALLERIA Gamemasterで更に日本のPCゲーム界を盛り上げてみませんか?