日本国内では公式アップデートが絶望的と思われていたHUAWEI Ascend Mate7にどういうわけかMarshmallowが投下されました。
海外版ではKitKat→Lollipop→Marshmallowの順を追ったアップデートに対し、日本版ではKitKat→Marshmallowというなかなか類を見ないアップデートです。
そんなわけで、使わずに放置されてたAscend Mate7にMarshmallowを適用してみました。
KitKatからMarshmallowでの変更点
変更ログの内容をざっくりと列挙します。
ギャラリー
- 複数のラベルスタイルを追加
- メモ追加機能の追加
- アルバム機能の最適化
- 印刷機能の最適化
連絡先
- スマートグループを追加
- 連絡先名のQRコードを追加
SMS
- 送信メッセージの取消機能を追加(送信後4秒まで)
- [すべて既読にする]機能を追加
アプリ
- 水準器付きコンパスを追加
設定
- 電源ON/OFFタイマー機能の導入
- アラーム振動時間の長さでオプション追加
- 通知パネルとステータスバーオプションを追加
- スマートテキストカラー機能の導入
- バッテリーマネージャの最適化
適用してみての使用感など
端末の挙動自体は特にもっさりした感じとかはないです。
私はアップデートした後に端末を初期化してるので、そのせいかもしれませんが。
ちょっと気になったのは指紋認証の挙動ですね。
端末を初期化した後、とりあえず右手人差し指の指紋を登録したのですが、反応しないことが多々ありました。
反応が悪すぎて使い物にならないなぁと思いながらも、一応左手人差し指も登録したらなんか反応が良くなっていろいろと納得いってません。
まぁでも普通に使えるようになったので、結果オーライということにしましょう(笑)
指紋認証の反応が再度悪くなりました。
原因はわかりませんが、指紋登録する際に指を置いている状態で「指を動かさないでください」のポップアップが何度も出る現象に関連しているものと思われます。
指をセンサーに付けている状態で正常に感知できず、指が動いていると認識されるため画面ロックの解除がうまくいかないということですかね。
登録していない指でセンサーに触れると認証できなかった場合の挙動をするため、認証処理がAndroid6.0用に最適化できていないような気がします。
KitKatからMarshmallowにアップデートされたことにより、バージョン5.0以降対応のアプリが使えるようになったのが嬉しいですね。
あと一部のAscend Mate7でポケモンGOが謎の回線混雑で起動できないという症状が改善されてました。
Ascend Mate7は少し昔の端末ですが、大きめのAndroidスマートフォンとしては間違いなく名機です。
docomoのFOMAプラスエリアに対応していないのが残念な点ですが…。